Poireau
結球野菜を専門にしているので「まきもの屋」を名のっているにもかかわらず、このところネギに夢中である。ネギといっても、西洋ネギである。 フランス語で"poireau"、イタリア語では"porro"(複数形は"porri")、英語で"leek"である。日本語では「リーキ」とよばれることがおおい。
つくりやすいのは晩秋から冬どりなのだが、まきもの屋では周年栽培をめざしている。フランス語の資料を読みあさって、理論的には 倉渕で可能だということがわかった。いくつかあった栽培技術上の問題もなんとかなりそうである。 ひとつは、ネギだから軟白部を土寄せしてつくるわけだが、土寄せの際に、 泥が首のところからはいってしまいやすい。これは、栃木のほうでは、プラスチックの板だかなんだかをつかって軟白することで解消しているみたいである。 なんと特許も取得しているらしい。まきもの屋はこれとはまったくちがう方法でこの問題を解消することにした。たぶんうまくいくだろう。というか、 わりと自信がある。もうひとつの問題は、国内品種はスノーリーキという晩生の冬どり用のものくらいしか営利栽培につかえるものがないということ。 周年出荷をするためには、品種のつかいわけがひつようである。これは、外国の品種をつかえばいい。フランスでは産地リレーもふくめて周年供給されている。 品種のつかいわけもある程度確率されているのである。
そんなこんなで、けっこう独自な栽培体系をくみたてて、定植も着々とすすんでいる。初出荷は夏になるだろう。




