Swine !...
イノシシに畑を荒らされてしまった…。ただ侵入して歩きまわられるだけでも、マルチを破いたり野菜を踏みつぶしたりとかなりの被害なのに、こともあろうに生育途中のブレット(ビエトラ)とビーツを喰いあらしたのである。その数10や20じゃない。野菜がまだ小さいからたくさん食べたのだろうか…。まさか「ベビーリーフはうまいな」なんて…そうなのか?
イノシシは一般に、畑の野菜といえばジャガイモ、カボチャなどといった、糖質の多いものを食害するんで、葉物はそんなに好まないはず。葉茎菜についていえば、ウサギのほうがよっぽど悪辣なはずなんだが…。いや、数年前にはプンタをやられたし、去年のブレット(ビエトラ)の最後の分でどうも食害しているらしい形跡があるにはあった。でも、信じられないし信じたくないじゃない…。すくなくとも奴等はブレットもビーツもプンタも知らないはず、いまだかつて食べたことなんかないはずなのに…。だいたい、晩秋ならわかるが、今時分は食べるものなんかたくさんあるだろうに。
そういう意味じゃ、人間なんかよりもよっぽどグルメ(笑)である。ブレット(ビエトラ)を見て、「何コレ? セルリ?」なんてのたまう八百屋さんだっているらしいのに。そういえば、先日、茹でておいたビーツ(キオッジャ)を岡田松吉(飼い猫の名)に盗み喰いされた。この猫、チーメ・ディ・ラーパ、ジャガイモ、スイートコーン、枝豆、コールラビあたりを好むんだが、まさかビーツを食べるとは…。
タイトルの"swine"は英語で「ブタ野郎」の意。ふつうイノシシは"wild boar"という。フランス語では"sanglier"、イタリア語は"cinghiale"という。罵倒語のほうは、フランス語だと"cochon"(コション、「豚」のこと)。「豚肉」は"porc"(ポール、まちがっても「ポー」じゃないよ。どうも日本のフランス料理業界では"R"の音を恣意的に落す傾向があるのがむかしから嫌いだ)。
こんなつまらぬことを書いても気が晴れるわけじゃないので、急いで対策を講じなくてはならない。明日は防除もしなきゃなんないのに…。




