頓挫
レストランの閉店情報とおんなじで、ふつう、悪いはなしは最後の最後まで表にださないものなんだが…、ヘタレなので早々に書いてしまうことにする。
じつのところ、なんだかんだでまきもの屋の経営は相変らず厳しいままである。すこしずつだけど取引先も増えて、市場での販売も現状ではそんなに悪い感触ではない。関係各位のご尽力の賜物である。でもうまくいっていない。
いってみれは「回っていない」のである。レタス・キャベツ時代の負の遺産が多すぎる。いま栽培している西洋野菜はこれらとはあまりにも栽培条件がちがう。だから「負」なのである。
これを整理して、栽培環境を整えるべくある計画を立てたんだが、いざ実行に移そうとしたところで、あえなく頓挫してしまった。
計画変更、次善の策を練らねばならない。急がないと冬を越せなくなってしまう…。
「持てる者」のところになんでもかんでも集中するのは世の倣いで、まきもの屋のごとき無産者はチャンスさえもなかなかつかめないのが現実である。そんなことを不惑をとうに過ぎてあらためて思い知るなんて、まことに情けない。
何を書いても愚痴にしかならない…。まきもの屋の野菜を支持してくださっている料理人さん、レストランのお客様のお気持ちに応えたい。でも、乗り越えるべき壁はあまりに高くて、挫けそうである。