倒木
春先は風がつよい。倉渕では3月は暴風の季節である。先日もかなりつよい風が吹いて、畑に行く道わきの木が倒れてしまった。地主さんと相談をして、まきもの屋がかたづけることになった。
右の写真は倒れた木の根元である。虫喰いが原因みたいだ。雑木なんだが、道わきなのに、まったく下刈りも手入れもしていなかったせいもあるだろう。人間の生活圏にある林というのは、定期的に手入れをしなければならないのだが、倉渕のような過疎の中山間地では、うちすてられたように荒れた山がたくさんある。杉林でさえ、まったく手入れをしていないのが多い。
それはともかく、チェンソーで倒木をバラして、かたづけた。正直いって、チェンソーをつかうのはあまり得意ではない。一歩まちがうと命にかかわる。もっとも、農家がつかう機械というのは、危険なものが多いので、とりたててチェンソーが危いというわけでもない。農業機械士の認定をもらうときに、安全講習にけっこう時間をさいていたのが思いだされる。ときどき、ニートに農業をやらせろなどと無責任なことをいう人がいるが、はっきりいってムリである。栽培技術うんぬん以前に、安全に仕事をするために身につけるべきことがたくさんあるのだ。チェンソーもそのひとつだろう。地域によるだろうが、中山間地では必需品のひとつなのである。




