トリッパのトマト煮込み、グラタン仕立て
おうちイタリアン(笑)です。先日、タブリエ・ド・サプールをやったときに下茹でしておいた"cuffia"(ハチノス)です。冷凍してあったプリンチペ・ボルゲーゼのペーストで煮こんで、パン粉とグラーナ・パダーノをふりかけて焼いただけ。イタパセくらい飾ればよかった。
イタリア語の"trippa"もフランス語の"tripes"と同様に牛(というか反芻動物)の胃の総称ですけど、イタリア語だとそれぞれの胃の名称、ようするにミノ、ハチノス、センマイ、ギアラにあたる語があんまりにも異称が多くって、それこそ素人には手におえません。だいたい、料理名といいますか、食べるときは「トリッパ」は「トリッパ」なんで、あんまり気にする必要もないんですよね。ただ、本気でリチェッタを読もうとすると、小学館の伊和辞典じゃまるっきりです。
料理のほうですが、正直に白状します。三口くらいでイヤになって、パンにバターとアンチョヴィをつけて夕食をすませました。家人はまぁまぁよろこんで食べてくれたんで、料理じたいがひどく失敗というわけじゃないと思うんですが…。
関係ないですけど、フランスやイタリアで3日連続で外食って辛いんですよ。10年前でそうだったんですから、いまだと2日ともたないかもしれません。いえ、体調とかそういうんじゃないんですよ、かならずしも。だから、おなじ外食でも日本料理とか中華あるいはヴェトナム料理だと平気だったりするんです。
よく「食文化」ということを申しあげますけど、これって単に「食習慣」とか「食にかんする風俗」みたいな意味じゃないんです。たとえばラブレーなんかお読みいただくとおわかりいただけるでしょうか、まるっきり考えかた、感性がちがうんですよ。それをどう捉えていくかっていうのが「異文化理解」ということになりますね。




