"Cipolla da bunching"だって…
WEBで見つけた表現。
Cipolla da bunching
英語で"bunching onion"って言いますからねぇ。
コレ、"bunching"という英語もなかなかのモンですけど、"da"が興味深いんです。名詞+da+名詞というのはもちろんあるんですけど、"bunching"ってもともと英語の動詞"bunch"の現在分詞ですよね。すくなくとも"bunching onion"という表現だとそういう構造です。イタリア語だと、名詞+da+不定詞、というのがあって、そちらのほうが自然な気もするんですけど、そんなこと外国人がいくら疑問に思っても、イタリア語で考えているひとたちにとって自然な表現なら文句のつけようもございません。
この表現をみつけたのはBejo Italiaのサイトなんですよ(以前にも見たはずなんだけど、あんまり気にしなかった)。Bejo ってのはオランダ系の国際的な大種苗メーカーですね。なので、英語の"bunching onion"をそのまま持ってきたということは考えられますね。
国際的な種苗メーカーだと、ほかにフランスのLimagrain、農薬がらみにもなりますけどUSのMonsantoやスイスのSyngentaなんかが有名ですね。
Bejo の種子って一部は日本にも導入されてるみたいなんですけど、Limagrain系はどうなんでしょうか? あんまり聞かないような気がします。モロにLimagrain傘下のメーカーさんはあるんですけどね、日本じゃ売らないみたいです。Syngentaは農薬と種苗でそれぞれ日本法人をもっているみたいで、ちょっとは本家のも扱っているみたいですけど、いまのところウチでは関係のないものばかりですね。
いえ、すごいんですよ、BejoにしろLimagrain系や、Monsanto系のイタリア法人にしろ、たとえばフィノッキオの営利栽培品種のラインナップがものすごく充実してるんです。日本のレタス品種のラインナップを思いだします。そのなかから選べればいいんですけど、こういうところの種子って個人レヴェルじゃなかなか手にはいんないんですよ。扱いのある小売をみつけなきゃならないんで。フィノッキオだとLimagrain系のC...ってのをためしたことがありますけど、これはよかったですね。白くてマルっとして。ただ、大玉になりにくい品種で、しかも時期をえらぶという難点つきでしたけど。その後、おなじ小売でT...というやっぱりLimagrainの品種の扱いもはじまったんですが、こちらはためしていません。だって早生なんだもの。欲しいのは晩生、超晩生で耐寒性のあるものなんですよ。BrandoとかOrfeoとか…。こういうのがすんなり手にはいるんだったら、品種の使いわけで周年栽培しやすくなるんですけどねぇ…。
ところで、上のBejoのカタログにある品種は、Allium cepaじゃなくてA. fistolosumなんだそうです。パっと見で「あ、チポロット」と思うんですけど、コレ、じつはとっても微妙な問題をはらんでおりまして…。英語の"bunching onion"は両方アリなんですけど。




