ミニフェンネルとバヴェットのポワレ、焦がしバター
個人的には、いわゆるフローレンス・フェンネルは肥大茎(フランス語でbulbe)が白くてマルっとしたのを生でかじりながら、肉料理をわしわし食べるようなパターンが好きである。が、倉渕ではどんなに頑張っても露地栽培だと8月後半どりがやっとである。早どりしようとしても、抽苔といって、根元が太らずに茎がのびて花が咲いてしまう。そこでミニフェンネルである。
若どりだから、風味はフルサイズのものとくらべるとかなりマイルド。正直いってものたりないんだが、それでもフヌイユはフヌイユである。日本では強烈なフェンネルの香りと甘さを好まないひとが多いらしいから、このくらいでちょうどいいんだろう。物足りなければ、ちょっと違うが、ソースにパスティスかサンブーカ、あるいはシャルトリューズでもたらせばいい。が、そんなものは買っていないのである。好きなんだが、飽きちゃうんだもん…。でも、まぁ、もうすぐ倉渕にも短い夏が訪れるから、次の機会にサンブーカでも買ってくることにしようか…、コーヒー豆も忘れずに。