oignon minimal オニォン・ミニマル

産直限定品でも商品名はひつようである。ズッキーニとかブレットまたはビエトラみたいな一般名称であればまったく気にすることはないのだが、やっぱり商品の特徴をあらわしていて、なおかつメニュー、料理名に組みこんでもらったときにそれなりに見栄えのする名称のほうがいいにきまっている。もちろん、チポロットを「葉つき小タマネギ」と表現していただいていっこうに構わないのだが、生産者サイドから商品提案をさせていただくときは、それなりの名称を考えておいたほうがいい。

というわけで、「最新情報」のページに掲載した「ピクルス用ミニミニ赤タマネギ」だが、「オニォン・ミニマル」oignon minimal という商品名を考えてみた。「オニオン」じゃなくて「オニォン」なのは、フランス語の発音が後者にちかいから。なぁに、つまらない「こだわり」である。ほんとは「オニョン」のほうがいいんだが、これじゃタマネギのことだとわかってもらえない可能性もあるから、「オニォン」で妥協。ちょっとヘンかな。

マルチカラード・チャードやミニチャードと同様、まったくのオリジナルの商品名である。フランス語では、こういう言いかたはない。どちらかといえば、"oignon minimum"(ミニモム)のほうがフランス語としてはとおりがいいかもしれない。いずれにしろ、フランス語としてはまちがっていないのだから、料理名に入れるにあたっては、フランス語だろうと日本語だろうと、まったく問題はない。

直径1cm前後、1ヶ約3g、こんなタマネギ、知るかぎり日本では流通していないように思う。輸入品のピクルスではよく見かけるんだけど、それも白が多いような…。今回は「おまかせ西洋野菜セット」限定であるが、市場出荷するつもりで栽培するとしたら、けっこうコストのかかるやっかいなシロモノである。なにしろ、タマネギ1ヶはタマネギ1ヶ。大小はあんまり関係ない。

品種はチポロット(ロッソ)でつかっていたものとおなじ。チポロットをビアンコに集約させることになったから、ロッソのほうはこんな仕立てにしてみたというわけ。

ちなみに、このタマネギ、貯蔵性はあんまりないので、さっさと皮をむいてピクルスにするなりしてご使用いただきたい。なにしろ、休眠期間がほとんどないにひとしいから、地面に植えたらしばらくして根をはって芽をだしてくる。だから、これを皮つきのままプランタに植えてやれば、2ヶ月くらいでチポロット(ロッソ)がとれることになる。分球しちゃう可能性もけっこうあるんだけど…。


Posted by makimonoya on 06 July, 2009

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