肥料と防除

肥培管理

肥料はもっぱら有機質のものを使用します。化学肥料は育苗用の培土にふくまれているもの以外は原則として使用しません。 使ったとしても、補助的な役割にとどめています。肥料は野菜の味にたいする影響が大きいと考えているからです。

防除

総合的病虫害管理(Integrated Pest Management = IPM)にとりくんでいます。 化学合成農薬ばかりにたよらず、さまざまな技術を駆使して防除をおこないます。 自然界にいる天敵(たとえばアブラムシにたいするテントウムシやクサカゲロウなど)に影響をあたえない 、環境負荷のすくない農薬を中心に使用しています。

  • ボルドー(銅剤):殺菌剤です。病気の予防につかいます。農薬残留基準では 「人の健康を損なうおそれのない物として規定より除外されている物質」です。有機JASでも使用をみとめられています。
  • バチルス・ズブチリス/シュードモナス・フルオレセンス/非病原性エルビニア・カロトボーラ:微生物製剤です。病気の予防につかいます。有機JASでも使用をみとめられています。
  • BT:鱗翅目害虫(いわゆるイモムシ)の防除につかいます。きわめて選択性がたかく、対象となる害虫以外には無害です。微生物製剤なので化学物質ではありません。有機JASでも使用をみとめられています。
  • スピノサド:鱗翅目害虫(いわゆるイモムシ)の防除につかいます。微生物製剤です。化学合成農薬 ではないため、特別栽培ガイドラインでは、農薬の使用回数にカウントされません。
  • デンプン製剤:アブラムシの防除につかいます。その名のとおりデンプンでできています。有機JASでも使用をみとめられています。
  • ネオニコチノイド:アブラムシの防除につかいます。人体にたいする毒性はきわめてひくいものです。ただ、環境負荷があるので、デンプン製剤では効果がないケースに使用します。化学合成農薬です。
  • フルベンジアミド:鱗翅目害虫(いわゆるイモムシ)の防除につかいます。選択性と安全性がきわめてたかいものです。化学合成農薬です。BTとスピノサドだけでは害虫が薬剤抵抗性を発達させ、かえって環境に悪影響をあたえる可能性があるため、ローテーション防除にくみいれています。

どうしても必要な場合は上記以外の農薬を使用することもあります。